ビップ〜

 今日、俺が働いてるところにプレジデント(大統領)が食事に来られた。職務中ではなく、プライベートで家族と一緒。予約が入った時点でGMなどはあたふたあたふた。俺は誰が来ても出すものは一緒と知らん顔。予定では個室を使って食事のはずが、そのつもりでオーガナイザーとも打ち合わせ済みが急遽プレジデントの意向で鉄板テーブルでの食事に変更。
 こんなときに限ってお店は超忙しい〜本来ならシェフの俺が担当すべきだが、あいにく俺のテーブルはいっぱい。当分終わりそうにないので他のベテランスタッフにお願いした。
 彼にとってはとても名誉なことだろう。無事に終了。俺は一向が着てから帰られるまでずっと忙しくてちゃんと挨拶も出来ずじまい。最後にプレジデントが帰られるときにTHANK YOU〜ありがと〜と言ったら、手を振ってお辞儀してくれた。次回は是非、俺が作った物を食べてもらいたいな。
 VIPや常連といってお客様を差別しがちなこの業界、どこもそうか?俺のポリシーとしてはみんな同じお客様。どのお客様にも一生懸命作る。だから上の人がVIPや常連が来ると必ずよろしくね?とか大丈夫だった?とか聞いてくるけど分けが分からない。作るほうとしてはいつも誰にも美味しいものを提供するのは基本。後はサービススタッフでVIPや常連の心でもくすぐってやってくれ〜。ってでも鉄板焼や寿司バーは両方が仕事サービスもってこと
もっとくすぐらないとかな〜?